Plug and Play Japan、大日本住友製薬とHardtech&Health 分野における「エコシステム・パートナーシップ」を締結


Plug and Play Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ヴィンセント・フィリップ、以下「Plug and Play Japan」)は、大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:野村 博、以下「大日本住友製薬」)とHardtech & Health分野での「エコシステム・パートナーシップ」契約を締結いたしました。

Plug and Play は革新的な技術やアイディアを持つスタートアップを、大手企業とともに支援していく世界トップレベルのグローバル・ベンチャーキャピタル/アクセラレーターです。

※アクセラレーションプログラムとは
大手企業がスタートアップと協業・出資などを目的とし、オープンイノベーションの一環として期間限定で行われるプログラム。

大日本住友製薬は、「求められる健やかさ」を医薬品のみで実現することが困難な時代が到来することを見据え、医薬品と一体となり「多様な健やかさ」を実現するためにフロンティア事業推進室を今年新設しました。今回、同社医薬事業とシナジーが見込める領域を中心に事業基盤を構築することを目的として、Plug and Play Japan とパートナーシップを締結いたしました。大日本住友製薬は、スタートアップとのオープンイノベーションアプローチを活用して、創薬分野だけでなく、疾病の治療・予防および患者さんのケアに着目し、社会や人々の課題解決のためのソリューション提供を進める予定です。
また、今回のパートナーシップは12月から始まる京都のプログラム「Hardtech & Health」分野に加えて、シリコンバレー本社でも「Healthcare」分野のパートナーとしてご参加いただきます。

Plug and Play の持つグローバルイノベーションプラットフォームを活用し、国内外の様々な素晴らしいスタートアップとの共創を支援してまいります。

■大日本住友製薬株式会社 フロンティア事業推進室長 野村 武彦 様のコメント
大日本住友製薬株式会社は、精神神経領域、がん領域、再生・細胞医薬分野を研究重点領域として医薬品事業に取り組むとともに、医薬品以外のヘルスケアソリューションを「フロンティア事業」と設定し、事業の早期立ち上げを目指しています。当社は、Plug and Play社の提供するHardtech & Healthプログラムに参加することで、国内外の有力スタートアップとの効率的な出会いを通じた革新的な技術の導入を促進し、フロンティア事業の開拓を推進いたします。

Plug and Play Japanのアクセラレーションプログラムについて
2019年6月〜9月期で実施しているアクセラレーションプログラム 「Summer/Fall 2019 Batch」では、 5つの分野(IoT、Fintech、Insurtech、Mobility、Brand & Retail)において、公式パートナーである国内大手企業31社と共に、国内外併せて69社のスタートアップを支援しました。9月18日・19日に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催した成果発表会であるSummit(一般的にDemo Dayと呼ばれるもの)では、2日間を通して61社の採択スタートアップが3ヶ月間の成果を発表。2日間合計の来場者数は2,004名になりました。
次期プログラムは、2019年12月〜2020年3月で実施予定です。同じ5つの分野に加えて、京都でHardtech & Health のプログラムが始まります。

Plug and Play について
Plug and Play は、革新的な技術やアイディアを持つスタートアップを大手企業とともに支援するグローバル・ベンチャーキャピタル/アクセラレーターです。毎年50を超えるアクセラレーションプログラムを実施し、300社超の企業へイノベーションを提供しています。また、投資件数において世界で最も活発なベンチャーキャピタルです。
2006年の創立から、私たちは 2,000 社を超える企業をアクセラレートし、70億ドルを超える資金調達を達成しています。また、シリコンバレー本社には年間を通して500 社以上のスタートアップが入居しています。
昨年2018年はプログラムを通じて、米国本社では560社以上の、グローバルでは1,100社を超えるスタートアップを支援しました。現在、世界14カ国30拠点以上に拡大し、Plug and Play Japan はその日本支社として、2017年7月に設立されました。