Beyond Foodtech

代替タンパクの現状と今後の可能性とは

November 18, 2020
16:00 - 17:00

9月に開催したフードテックイベントでは、フードテックのバリューチェーン全体像を俯瞰してみました。今回はその中でも皆様の反響が高かった『代替タンパク』を取り上げます。

みなさんは『代替タンパク』というと何を思い浮かべるでしょうか。実は『代替タンパク』といっても切り口はたくさんあります。研究室で作る人口培養肉、プラントベース(植物由来の原材料を利用)製品、昆虫食、二酸化炭素から作るエコなタンパク質、エンドウ豆を原料に使った代替ミルク等々。

人口増加などを理由に肉の消費量が増えており、将来的な『肉』不足に対する懸念が高まる中、社会課題を解決するという意味でも『代替タンパク』への注目度は国内外で高まってきております。

今回は冒頭に農林水産省大臣官房政策課 大曲様からフードテック、代替タンパクに関する官民連携の足元の状況及び今後の方向性に語っていただきます。その後Plug and Play のグローバルのネットワークを活用し、アメリカのみならずヨーロッパ、アジアの『代替タンパク』スタートアップにご登壇いただきます。

Agenda :
16:00 ~ 16:10 Opening Remarks & Plug and Play Introduction
16:10 ~ 16:20 Keynote 農林水産省
大臣官房政策課 企画官 大曲英男 氏
16:20 ~ 16:27 Startup Pitch: Meatable
所在地:オランダ
事業概要:細胞由来の鶏肉や豚肉、牛肉などの人工肉の研究開発及び製造
16:27 ~ 16:34 Startup Pitch: Kuleana
所在地:アメリカ
事業概要:植物由来寿司用の生マグロをはじめ、マグロ、サーモン、その他の魚介類に代わるベジタリアン向けの製品の研究開発・製造
16:34 ~ 16:41 Startup Pitch: Ynsect
所在地:フランス
事業概要: ミールワームを原料として農業・水産用の昆虫食垂直農場の事業展開
16:41 ~ 16:48 Startup Pitch: Evo Foods
所在地:インド
事業概要:植物由来の液体卵の開発・製造
16:48 ~ 16:55 Startup Pitch: Deep Branch Biotechnology
所在地:イギリス
事業概要:二酸化炭素と水、電気を原料にタンパク質の生産
16:55 ~ 17:00 Closing

Keynote Speaker :
農林水産省大臣官房政策課 企画官 大曲 英男(Hideo Omagari )氏

1976年長崎県生まれ。宮崎大学農学部卒業。民間企業を経て2002年農林水産省に入省。入省後、国土交通省や地方組織への出向を経て、在コートジボワール日本国大使館及び国際部海外投資・協力グループにおいて本邦企業のアフリカ進出支援を担当。2019年から現職にて、農林水産省内のオープンイノベーション、フードテック等の新たな政策の企画立案等を担当。

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当イベントについてのお問い合わせはこちらまで:contact-jp@pnptc.com

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