Plug and Play Food&AgTech EXPO

March 13, 2024
15:00-18:00
Plug and Play Japan
(渋谷センタープレイス 3F)

概要

食品・飲料業界では、今まさに多くの技術革新や新たな食・消費体験のあり方についての議論が活発になされています。 そこで本イベントでは当該領域で注目される二つの観点において、その最前線を走る皆様の生の声を聞き、実際に繋がる事ができる機会を提供します。

 

【Part1】
最先端のFood & AgTechを推進する日本のスタートアップ
近年、新たな食品原料の生産手法として「合成生物学」や「(精密)発酵」、「分子農法」に携わるスタートアップ等が資金調達を進めるなど、注目を集めています。その多くが国外のプレーヤーである中、日本国内において第一線を走るスタートアップのみなさまにピッチをして頂きます。その後のパネルディスカッションでは、さらなる深掘りやスタートアップから見たオープンイノベーションの重要性についてご意見を伺います。

 

【Part2】
新たな消費体験の提供 〜新規事業としてのウェルネス領域への挑戦〜
日本国内では多くの食品・飲料の大手企業が、その新規事業領域として「食✕ウェルネス」の領域を重視する傾向にあります。大手企業が何を見据えてこのような領域を目指しているのか、をパネルディスカッションで伺うとともに、食✕AIやパーソナライゼーション、コンディションの可視化等のソリューションを提供するスタートアップとともに、新たな食体験、食を通じたウェルネスの実現について考えていきます。 (このパートではPlug and Play Japan Winter/Spring 2024 Food and Beverage Batch4に採択されたスタートアップが登壇します)

 

登壇者一覧

【Part 1 – 最先端のFood&AgTechを推進する日本のスタートアップ】
以下の皆様にピッチ及びパネルディスカッションを行なっていただきます。


株式会社Kinish 代表取締役
橋詰寛也氏

日本初の植物分子農業のスタートアップである株式会社Kinishの創業者兼CEO。前職である日本マクドナルド株式会社にてプライシング戦略部、デリバリー事業の事業開発を管轄し、食品ビジネスのオペレーションから顧客体験の提供までの全体像設計に豊富な経験を持つ。

 


UMAMI UNITED JAPAN Co., Ltd. 代表取締役
山﨑 寛斗氏

大学卒業後「食」と「多様性」をテーマにメディア・コンサルティング事業を展開するフードダイバーシティ社に参画。世界のプラントベース業界とのネットワークを構築。台湾で東京版ベジガイドブックを出版後、UMAMI UNITED JAPANを設立。

 


ファーメランタ株式会社 代表取締役
柊崎 庄吾氏

2016年よりバークレイズ証券株式会社、その後ドイツ証券株式会社の投資銀行部門において、消費財セクターでのクロスボーダーM&Aや資金調達のアドバイザリー業務に従事。2022年に代表取締役CEOとしてファーメランタ株式会社を共同創業。東京大学経済学部金融学科卒業。

 

【Part 2 – 新たな消費体験の提供 ~新規事業としてのウェルネス領域への挑戦~】

① 味の素及びキリンのCVC担当者によるパネルディスカッション


味の素株式会社 コーポレート本部 R&B企画部 イノベーション戦略・CVCグループ マネージャー
斎藤 博幸氏

東京海上日動火災保険株式会社を経て2007年に日本アジア投資株式会社に入社、主に農業ファンドを担当。2013年に株式会社農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)に創業メンバーとして参画後、2021年2月に味の素株式会社に入社し、CVCを担当。

 


キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業本部、新規事業部 主査
津川 翔氏

ヘルスサイエンス事業部のCVC担当としてフード・ヘルス領域のオープンイノベーションを推進。

 

② Plug and Play Japan Food & Beverageプログラム採択スタートアップピッチ(海外スタートアップ含む)


Innit International S.C.A.
小売、食品メーカー、健康プロバイダー向けのFoodLM Generative AI プラットフォームを開発。健康状態等、多様な要件に合わせて、パーソナライズされた栄養、食事計画、コンテンツ生成、電子商取引を可能にし、健康的な食事を実現。

 


Ajinomatrix
AIやEセンサーによりデジタル化したレシピ、味覚、官能評価等のデータをプロセスし、分かり易くアプリ上で提供。商品開発を合理化、開発プロセスの効率を最大化する従来の商品開発の発想を覆す未来のアプリAjinomatrixを開発。

 


Hivebrite
規模や業種に関わらず、自社ブランドのプライベート・コミュニティを構築、管理、成長させることができるホワイトラベル・コミュニティ・プラットフォームを開発。分析、ナレッジ共有、収益化機能など、エンゲージメントを高めるための様々な機能を備えている。

 


Olive Diagnostics
既存のトイレに取り付けられるユーザーの関与を必要としない継続的な尿検査システムを開発。高度な分光法とAIにより、症状が現れる前に病気の原因となる物質を高レベルで検出。検査データはモバイルアプリでの蓄積や介護者への送信により管理可能。

 


シルタス株式会社
購買データを自動で栄養素に変換し、日々の買い物から健康を目指すアプリ「S I R U+」を開発。スマートシティに参画して、様々な健康データと連携した生活習慣病予防プログラムを提供し、「頑張らないで健康」になることを目指す。

 


アクシオンリサーチ株式会社
独自の可視化技術により、健康位置や疾患リスクを明確化。
自らの健康位置や疾患リスクレベルがどの程度かをクリアにし、良い健康習慣・健康阻害要因など個々の結果をもとに健康改善プログラムを実施することで、疾患リスクの低減・老化/認知症リスクの抑制を実現。

 


株式会社テックドクター
医療関連データ等の解析に特化した、デジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase」を開発。複数のウェアラブルデバイスや医療機器などと連携、医学的知見を以てデータを解析、治療用アプリで判断基準となるバイオマーカーの構築サービスを提供。

 

 

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お問い合わせ:金(m.kim@pnptc.com)

※AGENDAは一部変更になる可能性があります

Agenda / Time Table

  • 14:20~
    受付開始
  • 15:00-15:20
    【オープニング】
    Plug and Playによる2023年のFood&AgTechグローバルトレンドの振り返りと今後の注目キーワード
  • 15:20-16:00
    【Part1】
    最先端のFood&AgTechを推進する日本のスタートアップ
    1. スタートアップピッチ(各社3分)
     ・株式会社Kinish
     ・UMAMI UNITED JAPAN Co., Ltd.
     ・ファーメランタ株式会社
    2. パネルディスカッション
     ・スタートアップからみた日本のFood&AgTechエコシステム
     ・オープンイノベーションの重要性・難しさ 等
  • 16:00-17:00
    【Part2】
    新たな消費体験の提供 〜新規事業としてのウェルネス領域への挑戦〜
    1. 味の素及びキリンホールディングスのCVC担当者によるパネルディスカッション
     ・CVCが見る注目領域
     ・食品企業がウェルネスに取り組む意義
     ・スタートアップとの協業に向けて 等
    2. スタートアップピッチ(海外企業含む) 
     ・Plug and Play Japan Food&Beverageプログラム採択
  • 17:00~
    ネットワーキング

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