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Meet the Team | Fintech Vertical

フィンテックチーム紹介|多様なバックグラウンドを持った自律型チーム


貴志優紀 / Yuki Kishi

Director, Fintech / Brand & Retail

大阪生まれ、イギリス育ち。 ロンドン大学卒業後、ドイツ証券を経て、ケンブリッジ大学 MBA へ。MBA 取得後コンサル会 社を経て、Plug and Play Japan に参画。


市川はるか / Haruka Ichikawa

Program Manager

兵庫県生まれ。 立命館大学を卒業後、Whitestone Gallery、東京藝術大学教授秘書など藝術分野を経て YPS International Center USA へ。その後、Plug and Play Japan に参画。


レザ・アリ・ウィボウォ / Reza Ari Wibowo

Partner Success Manager

インドネシア生まれ。 三菱 UFJ 銀行、一橋大学 MBA を経て、SMBC 日興証券、Deloitte、Standard Chartered Bank へ。主に M&A 業務を担当。その後、Plug and Play Japan へ参画。


鄭 裕寅 / Yuin Tei

Ventures Associate

慶應義塾大学経済学部卒業。 三菱 UFJ 信託銀行、ゴールドマン・サックスを経て、Plug and Play Ventures にて国内のベンチャーキャピタル投資を担当。専門領域は B2B、SaaS、DX、Fintech、Blockchain など。


なぜ、Plug and Play Japanなのか。 なぜ、Fintech Verticalなのか。

Yuki:

MBA修了後に(現COO、当時はCSO)内木さんから連絡をもらったんです。知らない人だし、 Plug and Playも知らない会社だったので、実は断ろうと思ってました。ただ、内木さんがコロンビアMBAだったこともあり親近感が湧いて、ちょっと話を聞くだけという軽い感じで面談を受けに行ったんです。そうしたら内木さんだけじゃなくて、(元COO)矢澤さんと(現CEO)フィリップが出てきて、気付いたら3者面談になっていて。CEO/COO/CSOと3人の圧力に負けて「がんばります」としか言えなくて、3日後にはサインしてました(笑) ・・という冗談みたいなのも入社のきっかけではありますが真面目な理由もあります。

自分のバックグラウンドが金融であったということと、一方で外資系金融機関が右肩下がりという状況もあり、”右肩上がりな金融”について考えていたところに、Fintechというピースが目の前にちょうどあった、という感じでした。実は自分がバイリンガルということもあり、Fintechスタートアップの海外展開支援か、海外スタートアップの国内CXOというポジションを探していて、既に何社か面談を進めていた中、内木さんからの連絡がちょうどあったんです。Plug and Play はFintech領域と海外展開支援という自分の関心事を両方やっているので、興味を持ったというのが、真面目な理由ですね。
スタートアップ、行政、大企業いろいろなステークホルダーがいる中で、リエゾンできる場として非常に面白い場だと思ったのでPlug and Playに入社しました。

Haruka

海外で仕事をしていたときに、外から見た日本の良さと悪さ、両方を見ることができて、国際競争力がやはり弱いという課題感があったので、直接サポートできる仕事がしたいという思いがありました。私はPlug and Playが3社目になるんですけど、1社目がコマーシャルアートギャラリーで芸術作品を世の中に発信していくっていう仕事をしていて、2社目が通訳・翻訳のエージェントでした。そこでは、海外進出をしたい日系企業のコミュニケーションサポートをしていく仕事だったのですが、どちらも、新しいタレント(才能)を世の中に発信していくという面白さがあって、Plug and Playはその経験や面白さを引き継げる会社だというのもPlug and Playに決めた理由ですね。

実はFintechは希望してなかったんですが、その時空いているポジションがFintechしかなかったんです(笑)でも、抵抗は全然なかったです。面白そうだなって。元々、インフラ事業もすごく興味があって、お金というインフラに関われる仕事は面白いなと思いました。

Yuin

慶應に入学したのが2011年で、ちょうどリーマンショック、ギリシャ財政危機、AIJ事件など資本市場が問われている時期だったんです。授業でも資本市場を取り上げたものが多かったですね。基本的に、資本市場ってグローバルに繋がっているし、一人一人の生活にインパクトを与える大きな業界だと思うんです。僕は英語も好きだったし、グローバルなことにも興味があったので、資本市場に強い興味があり、大学卒業後は三菱UFJ信託銀行に入社しました。非常に充実してたんですが、もっと英語を活かした仕事をしたいという気持ちがあり、ゴールドマン・サックス(以下GS)に転職しました。

GSでは、ずっとファンドの商品企画をやっていて、東京・NYC・ロンドン・シカゴの4チームで行っていたので、コミュニケーションは基本英語だし、キャピタルマーケット最前線でとても楽しかったですね。一方で、スタートアップにも興味があり、いつかは起業をしようと思っていました。ただ、自分で考えても人と話しても、性格的なものもあってか起業には踏み切れなかったんです。でも、スタートアップに関わりたいという気持ちはあったので、自分の金融のキャリアと掛け算して(次のステップとして)VCへの転職を希望していました。

というのも、僕は今は帰化して日本人ですけど、韓国人として日本に生まれて、これまでアイデンティティに悩んできました。日本が好きで、日本をいい国にしたいと思っています。どう貢献できるかを考えたときに、日本を良くするためには、新しい産業が生まれないといけないと考えるようになりました。新しい産業を作るのは、スタートアップだと思うんですよ。でもそこには根本的にまだまだリスクマネーの供給が少ないのが実情です。

起業家とVCの両方が育っていかないと、新しい産業は絶対に日本に生まれないと思っています。だから、VCを志望していて、転職エージェントから紹介された先にPlug and Playもあり、すごい楽しそうだなと。この会社自体がスタートアップ、部活みたいな感じがして、そのときは投資を一件もしていなかったんですけど、今後していくかもしれないということで、Plug and Playにすごく興味が湧いてしまい、結果入社に至りました。

Fintech Verticalのユニークさ

Haruka

野放しってところですね(笑)
オーナーシップを取りたい人たちで構成されているチームだと思います。

Yuki

1つはダイバーシティに富んだチームだということですね。バックグラウンドのダイバーシティもありますし、エスニシティっていうダイバーシティもある。もう1つは、非常にプロフェッショナルで献身的なメンバーが揃っているなと思います。信頼できるが故に、ハンズオフでも大丈夫だと思っています。

Yuin

Fintech チームのユニークなところは、メンバー3人とマネージャー1人がいい感じに共鳴し合ってるというか、関係性がいいなと思っています。メンバーが独立してやりたい、自分でできる範囲を自分でこなしたいし、拡げていきたいみたいな。一方で、マネージャーも任せられるところは任せたいし、範囲を拡げるなら、むしろどんどん拡げてよ、と。
そこは働いていてすごく心地よいし、自立的な組織なんじゃないかなと思います。

Reza

そうですね、個人を重んじているところだと思います。
バックグラウンドが異なっていて、バリエーション、ダイバーシティがあるチームなんです。一人一人の個性をとても重んじていて、強みをちゃんと発揮させることができるようなチームですね。それが良いことなのか、悪いことなのかたまにわからなくなることもありますが(笑)

信じているのは、組織って違う人が集まって、それぞれの強みを活かして、とても強い組織になるということです。チームも同じように、強みがそれぞれ違うので、それをうまく発揮させれるのが強いチームになるはず。あと、新しいチャレンジや取り組みに積極的です。この業界は正解のない世界なので、今の取り組みとか正解を見つけるっていうプロセスが必ず正解に結びつくというのが信じていることですね。

Fintech Verticalのこれから

Haruka

共通の意識化としてあるのは、グローバルの強みのあるチームだと思っているので、もう少しグローバル・スタンダードを強化したいっていうのはあります。
せっかくオフィスもグローバル規模でたくさんあるので、他のオフィスとの連携を強化したり、Japanとして発信していくことをやろうと思っています。あと、うちのチームは物事を俯瞰する人が多い。遠くから現状を眺めて、どこまで拡げれるのか、他とシナジーを出せるのか、業界を横断できるのかを考える人が多いので、色々できる可能性はありますね。

Yuki

ある意味プロフェッショナルというか、全体を見た上で全体最適を考えているし、考えれるなっていうのはありますね。Fill in the gapというか、足りない部分を考えて、アクションを起こせる人が揃っている。それがこの4人だなって思いますね。

Yuin

今後はもっとパートナーを増やして「日本の金融をイノベーションするならPlug and Play」となれると思うんです。正直、そういう”日本の金融まとめて革命起こします”という場所って日本にはまだないと思うんです。そこがPlug and Play、そして Fintech Verticalになるように、僕は良いサービスを提供し続けたい。そして続けていたら、良いパートナーが集まってエコシステムがどんどん大きくなっていくと思うんです。

Reza

チームの今年のテーマは”Beyond"なんですが、Beyondというのは、チームとしてもあるべき姿勢かなと思っています。パートナーに対しても、チャンピオンに対しても、現状を越えて話す、Japanについても、 Beyond Japanという感じです。いろんな国を巻き込んだりとか、各自の役割も越えて行ったり。それが達成できれば、この先もっと発展できるかなと思っています。それがFintech Verticalなんですよね。