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Meet the Team | Insurtech Vertical

Insurtech チーム紹介|大企業とスタートアップの垣根を取り払うフラットで自然体なチーム


李 暢 / Chang Li

Director, Insurtech

四川生まれ、大学から日本に。 APU 卒業後大手生保会社にて資産運用 やクロスボーダー M&A 従事。 香港大学 MBA 取得後、2018 年 12 月に Plug and Play Japan へ入社し、日本の Insurtech エコシステム作りに励んでい る。P2P 保険プラットフォームのスター トアップ Frich への投資を担当。


田中 彩 / Aya Tanaka

Partner Success Manager, Insurtech

東京都生まれ、JR 中央線沿線育ち。 一橋大学卒業後、総合不動産ディベ ロッパーを経てチューリッヒ生命商品 企画部へ。保険の新商品 · 付帯サービ スの種を探しに Plug and Play Japan EXPO を訪問、後に参画。


濱田 理沙 / Risa Hamada

Program Manager, Insurtech

アメリカ生まれ、日本と海外を行き来して育つ。 早稲田大学卒業後、総合商社にてエネ ルギー関連事業の立ち上げやプロジェ クト管理に従事。Plug and Play 本社訪 問時、現 Director の李と出会う。日本 オフィスのビジョンに共感し、参画。


なぜ、Plug and Play Japanなのか。 なぜ、Insurtech Verticalなのか。

Chang

一番大きな理由は「この人たちと働きたい」と強く 思ったことです。
新卒で明治安田生命に入社して5年ほど働いて、保険業界 にすごく魅力を感じていました。ビジネスモデルは、少し複 雑な業界なので一回入ってみないとわかりづらい部分もあ りますが、実際に中を見ていくと非常に面白いんですよ。 そしてMBAに行った時に、Sureifyというスタートアップでイ ンターンをしました。実はその会社がPlug and Play Japan のBatch0に採択されていました。インターン中のマネジャー はアジアを担当していた方で日本に行く時に「通訳含めて、 一緒にきてくれないか」と言われてPlug and Play Japanの プログラムにスタートアップとして参加したんです。

Batch0の期間中に、Plug and Play Japanがアレンジして くれる商 談 や E X P Oも経 験 することができました。その 時 の EXPOの規模は今よりは小さいんですが、当時のメンバー は4-5人くらいだったはず。その時、Phillip(CEO & Managing Partner, Japan)と内木さん(当時CSO、現COO)、Shingo(江原 Director,Mobility)と話していて。「すごいな、こんな若い人 たち数人でこんな 立派なものを運営していて」と 思 い 、そ の時は単純に尊敬の気持ちで終わりました。でも、MBA卒 業後にたまたま内木さんと会う機会があり、Insurtechチー ムの担当者を探しているということで誘ってもらったんで す。とても嬉しかったのですぐに返事をしました。 Insurtechの日本一のプラットフォームを作りたかった想いもありました。

私は保険会社とスタートアップ両方経験して いたので 、その違う言語のようなものだったり、スピード感だったり全く違う2サイドのギャップを埋めるために、何か自分ができる ことがあるのではないかと思ったんです。

Aya

私はもともとチューリッヒ生命の商品開発部門で働 いていました。私の業務は、約款を書いて金融庁の認可折 衝 を 取 得 す る こ と 、販売チャネルにのせて 、契約の査定をして、保険金を支払うという一連の業務フローをプロジェ クト化して開発し、世の中に出すことを主業務としていまし た。
保険業界はどのような保険種類でも業務フローの大枠は 同じで、現在のフローを構築する上でこれまで各社相当最 適 化 を 図 っ て い ま す 。現 業 の アップデート含め 、新規 事業開発等を業務としている人たちは一部で、実現するのはご くごく一部です。当時、私に至っては、「新しいことをわざわ ざ導入するなんて、正直めんどくさい」と思っていました。
その中で“Insurtech”というイノベーションの流れが業界 で も 出 て き た と き に 、当 時 の 上 司 か ら 言 わ れ た の が「 イ ノ ベーティブな保険商品を作って」でした。私の第一リアクシ ョンとしては「イノベーティブって何?」ということ。誰と話し ても答えが見つからずすごく困りました。その答えを模索し ている中でPlug and Play JapanのBatch2のEXPOに参加 してみたんです。それ以来、リサーチしたり、イベントに参加 したり色々していく中で、「現状のアップデート方法」をひど く考えさせられました。
私は Plug and Playの仕事を業務としてすごく大事に思っ ているんですが、一方である意味で留学のような気分で、 ス タ ー トアップ協 業とは何 か 、イノベ ー ションとは 何な の か を学んで、保険業界の変わらないコア業務のところを少し でも変えられる方法だったり手立てだったりを考えていき たいと思っています。

外 部 か ら サポートをする人 で い 続 け る か も し れ な い で す し、もしかしたら将来的には内部に戻る人間になるかもし れ な い で す し 、ま だ 今 は わ か ら な い で す が 様 々 な こ と を 学 びたいと思っています。
ちなみに、実際のEXPOに来場者として参加してみての実 感は、「ホームページでみたのと全然違う!」です。
現 場 で の 熱 量 だ っ た り 、ス タ ー ト ア ッ プ が 保 険 会 社 と か な り密にコミュニケーションをとっていて、業界を深く理解し た上で、事業展開をしていることを肌で感じることができま した。Plug and Playを通じて、スタートアップと事業会社と が同じ目線で仕事をしているんだとその場でわかり感動し ました。ちょっと「面倒臭くて」「厄介」に感じていたスタート アップのすごさを感じることができたんです。

Risa

幼少期に欧米に住んでいた際、アジアを一括りで見 られがちなことに疑問を感じていて、日本人としては「日本 をもっと正しく認識してほしいなぁ、悔しいなぁ」というモヤ モヤがありました。 子供の頃から、もっと日本を正しく認知してくれる人が増え て、その上でもっと日本を好きになってくれる人が増えたら 良いなという気持ちがずっとあ っ た ん で す 。新卒で は そ れ を軸にどういった仕事ができるかなと模索していました。
ご縁があり、新卒では住友商事に入社しました。日本の事 業会社と組んで海外に展開していくという観点で、日本の プレゼンスをあげることに繋がるのではないかと考えたか らです。

配属先のエネルギー関連業界は、億単位の金額が動くビジ ネ ス で 、その規模感による面白さもあったのですが 、4 、 5年 取り組 んでも案 件 がうまく進まな い ケースもありまし た 。自身や会社の努力や実力はもちろん 、運も大きく絡 む領域だったので。
ある日、住友商事がPlug and Play Japanのパートナーにな ったという社内のリリースを読んで、興味本位で会社のこ とを調べてみました。世界中のスタートアップと日本の大 企業をプラットフォームで混ぜた時の化学反応が面白そう だなと魅力を感じ、とりあえず話だけ聞いてみようというと ことで、知人を通じて本社の日本人メンバーに話を聞いた のが最初の接点です。
その時に、2週間後に開催される本社開催のEXPOに誘わ れて、シリコンバレー本社へ見学に行くことになりました。 実は当初本社のポジションを受けていたのですが、日本と 海外を繋げることにより注力できるJapan Officeへの気持 ちが断ち切れず、今のポジションに落ち着きました。 実はエネルギー分野出身ということもあり、IoTに興味があったのですが、本社出張中のChangさんと偶然お会いして、「この人の下で働きたいな」という想いを抱いたことや、 これまで馴染みの無かった金融分野に携わってみたい気 持ちがあり、Insurtechを選びました。
まだまだ保険業界には詳しくはないのですが、学んでいく に 連 れ て 、面白いビジネスモデルだなと思います。だからこそ、Insurtechでどのようなものを作っていけるかというわくわく感がありますね。

Insurtech Verticalのユニークさ

Chang

3人とも日系大手企業の出身なので、パートナー企 業 の 文 化 を 理 解 し て お り 、コミュニケ ー シ ョ ン 取 り や す いですね。
Insurtech VerticalではOff会というものをやっています。
初代Directorである内木さん(COO)を困らせる会として最初は始まったみたいです。アジェンダをあえて作らないでざ っ く ば ら ん に 企 業 パ ー ト ナ ー のChampionの方々からフ ィードバックやこれからの方向性について意見をいただくのが目的の会です。 最近はメンバーも増えて、毎月一度Championが全員集ま る貴重な機会だと思っています。その場を活用して、連絡事 項だけではなく各社の戦略、カルチャーをお互いに学ぶ 場になっています。ワークショップもたまに開催しています。
パートナーとして、保険会社だけではなく日立製作所さん や M K I さ ん な ど システムインテグレーターと して 保 険 会 社 に I T システム を 開 発 し て い る 会 社 も 入 っ て い る ん で す 。一 社でできないことを何社かで一緒にできないかということ を模索する場でもあります。懇親会も含めて、毎月こうやっ て集まれることはすごく良いことだと思っています。

Aya

そうですね、パートナーとの距離感はInsurtechの特 徴だと思います。 パートナー同士で言っても、保険は、同じビジネスモデルを とっているので、横をみて色々なことを調べながら深掘り する作業が多くなってくるんですね。同じような課題につい て悩む同士のコミュニティ内で話し合う方が他のVertical には無い特徴なのかと思います。 競業他社でもなかなか話せないことはたくさんある中、集 まって課題をシェアするということが特徴ですね。

Risa

チームとしては、それぞれが自律性を持って進めて います。結構フランクに助けを求めることもできるし、一方でそれぞれに任せるところは任せるということが自然にで きるような雰囲気があるのかなというのは思いますね。皆 自然体ですし、いい関係性です。

Aya

自分の領域にすごくフォーカスしていると思います。 プ ロ グ ラ ム の ゴ ー ル に 向 か っ て 、実 際 に 何 を や っ て い く か っていう実践的な部分になりますね。

Risa

コーポレート側を理解しているAyaさんがいて、今までずっとInsurtechプログラムを運営してきていて全体をよく理解しているChangさんがいて、私はプログラム運営 に 特化していて、それぞれの領域で強みがありますよね。

Aya

今の体制はすごく良いなと思っています。

Chang

個人的には友達みたいな感じもあります。

Aya

結構メンバーで飲み行きますしね。

Chang

私は前職まで典型的な保険会社で、所属してい た部署に若い人が少なくて、上下関係がはっきりしている ところで仕事をしていました。今はチームリーダーというポ ジションは初で、結構焦って本とかを読んでました(笑)。 それぞれみんな強みがあって助かっています。
Ayaさんは保険の商品をやってた人なので、協業のアドバ イスなど一番詳しい。Risaさんも私より段取りだったり、オ ペレーション 、スタートアップのフォロー、細 か い と こ ろ ま ですごいです。
結局チームリーダーの役割はチームメンバーが気持ちよく 仕事ができる、かつ成長できる環境を作ることだと思って います。成長できる、というのは、偉そうに指導するのでは な く て 、面 白 い 仕 事 、難 し い 仕 事 を す れ ば 自 然 に 自ら成長していくということです。

Insurtech Verticalのこれから

Chang

長期的な目標としては、日本のInsurtechエコシステムの長期的な成長として、大企業のイノベーションだけ ではなく、この分野で良いスタートアップをもっと増やすこ とだと思っています。それが Plug and Play のプラットフォ ームが提供できる意味のある価値だからです。

日本の保険業界は歴史も長く、オペレーションも優れていま す 。今 、足りていないのはスタ ー ト アップ 。安 定 を 求 め て保険会社に入社する人が多いと聞いたことがありますが、保険会社や保険業界の仕組みをちゃんと理解した上で、 自分で起業して保険業界を変えていこうという人間はなか なかいないと思うんですよね。
大 手 の 保 険 会 社 さ ん も 、協 業 は や り や す い ん で す が 、何 か 今までの仕組みを大きく変える様なことに取り組むのはま だ難しいのが現状です。 規制という面もありますし、起業する人材がなかなかいな いことにも理由があると思います。今色々なイベントもやっていますが、Plug and Playの話を聞いて、影響を受けて、起 業しました!というようなスタートアップがどんどん生まれて 行ったらすごく嬉しいなと思っています。

Aya

事業部目線でいうと、まずは紙の資料をデジタル化 するとか、そういった足元のところからでも着々と進めてい くことがイノベーションの布石となるのだ、という啓蒙活動 を今後も続けていきたいと思っています。 新しいスタートアップと会ってみる、ピッチに参加してみる、 自分の考え方が少し変わるだけでもイノベーションである こ と 、イ ノ ベ ー シ ョ ン の 敷 居 をどんどん下げていきたいですね。

Risa

スタートアップ目線だと、日本でもっとInsurtechス タ ー ト ア ッ プ の 母 数 が 増 え て き て 、起 業 文 化 が 根 付 く サ ポ ートを継続したいですね。 プログラムに関しては、スタートアップ一社一社にとって参 加目的も違い、プログラムマネジャーの裁量によって提供 価値が変わると思っています。正解が無い世界ですがスタ ートアップに提供できる最大価値を追求し続けていきたい と思っています。